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※次回発行は12月27日号(ネット新聞は26日アップ)です 土屋先生の噛めるはな歯(し) vol.316
Q インプラント治療を始める前に考慮すべき点とは、どういったことでしょうか。
A インプラント治療を始めたら、インプラントとは一生の付き合いになることは前回お話ししました(2月11日号)。継続して良好なメンテナンス(きちんとした歯磨き・歯科医院の定期検診)ができれば問題ありませんが、高齢になるにつれ日常生活に介護が必要になった時、介助者がメンテナンスしやすいようなインプラントの形態に修正する必要が出てきます。
インプラントを上に4本、下に4本埋入すれば、すべての歯を作ることができます。インプラント治療を始める前に、「なぜこの歯が悪くなったのか」を考察し、「今後何が起こりうるか」を予知した上で、長期的な治療計画を立てることが必須です。インプラント治療をする際は、かかりつけの歯科医院と十分に相談した上で、10年後、20年後、30年後の日常生活活動度を見据えた治療計画を立てることが重要です。
【この記事の問い合わせ】
土屋歯科医院 御船町1-12-6
TEL:084(931)5701
※このコラムは、私たちの大切な歯について、土屋歯科医院理事長・土屋浩昭先生に伺っています。毎月2回掲載。
(「リビングふくやま」2022年2月25日号掲載)
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