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※次回発行は12月27日号(ネット新聞は26日アップ)です 土屋先生の噛めるはな歯(し) vol.304
Q インプラント治療を始める前に考慮するべき点とは何ですか。
A 前回(8月20日号)お話ししたように、インプラント治療を始めたらインプラントとは一生のお付き合いです。自分できちんと歯磨きができ定期検診に通えるなど、良好なメンテナンスが継続できれば問題ありませんが、高齢となり日常生活に介護が必要になったときは、介助者がメンテナンスしやすいようなインプラントの形態に修正をしなければなりません。
今では上に4本、下に4本のインプラントを埋入すればすべての歯を作ることができますから、インプラント治療を始める前に「なぜこの歯が悪くなったのか?」を考察し、「今後何が起こりうるか?」を予知した上で、長期的な治療計画を立てなくてはなりません。
かかりつけの歯科医院と十分に相談した上で、10年後、20年後、30年後の日常生活活動度を見据えた治療計画を立てることが、インプラント治療には必須になります。
【この記事の問い合わせ】
土屋歯科医院 御船町1-12-6
TEL:084(931)5701
※このコラムは、私たちの大切な歯について、土屋歯科医院理事長・土屋浩昭先生に伺っています。毎月2回掲載。
(「リビングふくやま」2021年8月27日号掲載)
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