福山リビング新聞社が運営する女性のための生活情報サイト 福山のイベント・グルメ・エンタメ・お出かけ情報満載!
※次回発行は12月27日号(ネット新聞は26日アップ)です 土屋先生の噛めるはな歯(し) vol.295
Q インプラント治療は失敗することがあるのでしょうか。失敗するとしたら、その要因について教えてください。
A 材料の進歩によって短いインプラントが開発されていますが、経験の少ない歯科医師ほど、
短いインプラントを選択する傾向があります。
短いインプラントは、高齢の方で骨の移植が肉体的に難しい人や、いろいろな基礎疾患を持っていて、骨の移植などが難しい人などに使われる特殊なインプラントです。当然、短いインプラントは長いものに比べ、持ちが悪いのですが、これから何年あるいは何十年もインプラントを使わなければいけない若年者に、安易に短いインプラントを使おうとするケースがあるのです。
治療を始める前に術前審査をしっかり行い、歯を支える土台がしっかりしている長いインプラントを入れた方が、噛(か)む力が強くなります。
次回は、インプラント治療を失敗しない方法について、お話しします。
【この記事の問い合わせ】
土屋歯科医院 御船町1-12-6
TEL:084(931)5701
※このコラムは、私たちの大切な歯について、土屋歯科医院理事長・土屋浩昭先生に伺っています。毎月2回掲載。
(「リビングふくやま」2021年4月9日号掲載)
COPYRIGHT FUKUYAMA LIVING SHINBUNSHA ALL RIGHT RESERVED.