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※次回発行は12月27日号(ネット新聞は26日アップ)です 土屋先生の噛めるはな歯(し) vol.290
前回(1月8日号)に続き、骨が少ない状態でのインプラント治療について。
今回は骨移植の手技の種類と違いについて、お話を伺います。
A 骨が少ない状態の方でも、近年の技術の進歩により、骨移植を行うことでインプラント治療が可能になりました。
歯を抜いた部位の骨に穴が空いている場合、その穴を埋めるように砕いた自分の骨や人工骨を補填(ほてん)します。
骨の幅が狭い場合は骨に切り込みを入れ、幅を広げるように骨を伸ばした後、その隙間に骨を移植する方法が「スプリットクレスト」、骨が水平的に吸収された場合、ブロックで採取した自分の骨を顎の骨に医療用のネジで固定するのが「オンレーグラフト」、上顎の奥歯に関しては歯槽骨(しそうこつ)の奥に上顎洞と呼ばれる空洞に人工骨を移植する方法が「サイナスリフト」です。
骨移植は歯科医師の高い技術が必要。かかりつけの歯科医院で十分相談してみてください。
【この記事の問い合わせ】
土屋歯科医院 御船町1-12-6
TEL:084(931)5701
※このコラムは、私たちの大切な歯について、土屋歯科医院理事長・土屋浩昭先生に伺っています。毎月2回掲載。
(「リビングふくやま」2021年1月29日号掲載)
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