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※次回発行は12月27日号(ネット新聞は26日アップ)です 土屋先生の噛めるはな歯(し) vol.288
食事前に行う、嚥下(えんげ)体操について。
A 口から息をゆっくりと吐き出し、鼻から吸い込みます(おなかに手を当て、吐く時はへこませ、吸う時は膨らむように)。次に、呼吸しながら首をゆっくり回します(左右1回ずつ)。肩をすくめるように上げ、力をすっと抜いて肩を下ろします。2〜3回繰り返したら、肩を中心に両手をゆっくり回します。
次に上体を左右にゆっくり倒します。頬をふくらませたり、ひっこめたりします。大きく口を開いて、舌を出したりひっこめたりし、左右にも動かします。(各2〜3回ずつ)また、上下の歯を奥歯から順になめます。「パパパ、ラララ、カカカ」または「パラカ」とゆっくりと発声。口をすぼめて息を強く吸い、喉の感覚をリフレッシュします。
額に手を当てて抵抗を加え、おへそをのぞき込むように強く下を向くようにし、深呼吸。最後にゴクンと唾液を飲んで、喉の動きを確かめてから、さあ食べましょう。
【この記事の問い合わせ】
土屋歯科医院 御船町1-12-6
TEL:084(931)5701
※このコラムは、私たちの大切な歯について、土屋歯科医院理事長・土屋浩昭先生に伺っています。毎月2回掲載。
(「リビングふくやま」2020年12月27日号掲載)
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