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※次回発行は12月27日号(ネット新聞は26日アップ)です 土屋先生の噛めるはな歯(し) vol.283
Q:低栄養を招く嚥下(えんげ)障害について、教えてください。
A: ものを食べるために必要な噛む力や飲み込む力が衰えることで、低栄養につながります。
食事をするためには、噛む力や飲み込む力、摂食嚥下機能が必要です。高齢者の低栄養を招く要因の中で大きいのは、この摂食嚥下機能の低下です(表は症状の一例)。毎日の食事や生活で、チェックしてみましょう。
食べるスピードが遅くなったり、咳(せき)の力が弱くなった、よくむせる、うがいがうまくできないといったことがあるなら食べる力が低下しているサインと言えます。
●いつまでもモグモグしている ●口の中に詰め込み過ぎる
●口からこぼす ●飲み込んだと思っても口の中に食べ物が残る
●のどがいつもゴロゴロしている、食後に声がかすれる
●食べている時や食べた後、むせることや咳が多い
●よく喉に食べ物を詰まらせる
●食事に1時間以上かかるようになった
●最近、体重が減ってきた
【この記事の問い合わせ】
土屋歯科医院 御船町1-12-6
TEL:084(931)5701
※このコラムは、私たちの大切な歯について、土屋歯科医院理事長・土屋浩昭先生に伺っています。毎月2回掲載。
(「リビングふくやま」2020年10月16日号掲載)
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