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※次回発行は12月27日号(ネット新聞は26日アップ)です 土屋先生の噛めるはな歯(し) vol.272
Q: 前回(4月10日号)では、インプラント治療を失敗してしまう原因について、お話ししました。今回は、インプラント治療を失敗しないための方法について、お話を伺います。
A: インプラントの治療をする前に、口の中を一口腔(こうくう)単位で診断すること、つまり、なぜ歯を失ったのか、噛み合わせの問題、顎(あご)の状態、歯磨きの状態…などを、よく観察することが重要です。
例えば、歯並びが悪いがために、歯に不当な応力がかかって歯槽膿漏(のうろう)になり、ひいては歯がなくなっていった…など。いろいろな側面から口の中を診断していくことが、単にCTなどを撮って、骨の厚みが何ミリあるかを見るよりは、はるかに重要なことなのです。
歯を失うに至った原因を解明することで、今後起こりうる問題を回避し、長きにわたって快適な社会生活を送ることにつながるでしょう。
【この記事の問い合わせ】
土屋歯科医院 御船町1-12-6
TEL:084(931)5701
※このコラムは、私たちの大切な歯について、土屋歯科医院理事長・土屋浩昭先生に伺っています。毎月2回掲載。
(「リビングふくやま」2020年4月24日号掲載)
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