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※次回発行は12月27日号(ネット新聞は26日アップ)です 土屋先生の噛めるはな歯(し) vol.269
Q:インプラントの歴史について、教えてください。
A: インプラントの歴史は、今から50年以上前の第二次世界大戦にまでさかのぼります。
戦争によって手や足を失った人に対して、骨にじかに結合することができる、義手や義足が作れないか…と考えたのが発端です。
当時の人は、どんな金属なら骨にじかに結合できるのか、というのことをまず調べました。金・銀・銅・鉛…など、いろいろな金属が試されましたが、結果的に、チタンだけが骨に強固に結合するということが分かりました。
これにより、戦争などで手足がなくなった人に対して、義手や義足の接続部としてチタンの金属を利用し、失った体の一部を補う、いわゆる「インプラント」が発明されたのです。
次回は引き続き、インプラントの歴史についてお話しする予定です。
【この記事の問い合わせ】
土屋歯科医院 御船町1-12-6
TEL:084(931)5701
※このコラムは、私たちの大切な歯について、土屋歯科医院理事長・土屋浩昭先生に伺っています。毎月2回掲載。
(「リビングふくやま」2020年3月13日号掲載)
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