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※次回発行は12月27日号(ネット新聞は26日アップ)です 土屋先生の噛めるはな歯(し) vol.257
Q:今回は八重歯について、教えてください。
A: 一般的に八重歯とは歯並びが悪くなったいわゆる犬歯。噛み合わせの基本となる最も重要な歯です。歯並びが悪いからといって、この犬歯を抜くことはありません。
八重歯を放っておいたらどうなるでしょうか。周りの歯の窮屈なスペースの中に犬歯が生えるので、周りの歯を押して歯並びがガタガタに。見栄えも悪くなりますし、汚れがたまりやすくなり、歯周病や虫歯にもなりやすくなります。
歯並びが悪ければ矯正治療を行って、機能的、審美的に問題がないようにして、一生使えるように治療を行うのがよいでしょう。
矯正治療をする場合、通常は後ろの小臼歯を抜いてスペースを作って、歯を並べます。歯並びは小児期に決まりますので虫歯のチェックだけでなくて、永久歯列がきっちり並ぶようにかかりつけの歯科医院で管理をしてもらいましょう。
【この記事の問い合わせ】
土屋歯科医院 御船町1-12-6
TEL:084(931)5701
※このコラムは、私たちの大切な歯について、土屋歯科医院理事長・土屋浩昭先生に伺っています。毎月2回掲載。
(「リビングふくやま」2019年9月13日号掲載)
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