生活の知恵拝見!「くらしの便利ノート」
「カレーをおいしくするひと手間」
読者の皆さんから寄せられた、生活の知恵を紹介するコーナー「くらしの便利ノート」。
今回のテーマは「カレーをおいしくするひと手間」です。
◎手軽に2日目のような味に深みのあるカレーに
下味段階で砂糖を入れることによって2日目のカレーのような深みが出ます。分量は適当で、10人前に対して大さじ1くらいです。(神辺町西中条・46歳)
◎タマネギどっさり まるでレストランの味
3つアイデアを紹介します。〔1〕ルーを入れる前に8人分の分量に対してコンソメキューブを2つ入れます。手間要らずで味に奥行きが広がります。〔2〕時間があればさらに、あめ色になるまでじっくり炒めたペースト状の大玉タマネギ(4玉分)を入れます。〔3〕夏は水を使わず大玉トマトを5〜6個鍋で温めて水分を出します。身近にある材料でまるでレストランの味。わが家では本格王道欧風カリーと呼んでいます。(東陽台・34歳)
◎みじん切りのニンニクとトマトでコクがアップ
ニンニク1かけをみじん切りにして炒め、トマトを刻んで加えます。コクが出ておいしいカレーになります。(幕山台・72歳)
◎スパイス香るオトナな味
フライパンにサラダ油大さじ1、ガラムマサラ小さじ1を入れて炒め、香りが出たら肉を入れます。香りがよくついておいしくなります。煮込む際に具材にシシトウガラシを入れると、オトナな味になるのでオススメです。(春日町・29歳)
◎塩こうじに肉を一晩漬けて軟らかく
牛肉、鶏肉、豚肉を使う場合は、一晩塩こうじに漬けて使用します。軟らかく、うま味が感じられ、カレーが一層おいしくなります。ひき肉を使用したカレーの場合は、細かく砕いた干しシイタケを戻さず入れて一緒に煮込みます。(伊勢丘・54歳)
◎牛すじを圧力鍋で軟らかく
牛すじ肉を、塩を入れて沸騰したお湯に1度くぐらせてあくを取ります。圧力鍋で20分ほど火にかけてお肉を軟らかくします。(南蔵王町・40歳)
◎ハイカカオチョコでコクのあるカレーに
カカオ80%以上のハイカカオチョコはそのまま食べると少し苦味がありますが、4人分のカレーを作る際、1、2片入れるとコクが出ておいしくなります。(駅家町弥生ケ丘・45歳)
◎インド人に教えてもらいました
知り合いのインド人によると、日本の市販のルーの出来は素晴らしいらしく、ルーを2種類ブレンドし、カットトマト缶を10人分に対し200g、リンゴを16分の1のほどすり下ろして入れるだけでおいしくなります。(北吉津町・55歳)
◎スパイスをプラスして本格カレーに
カレールーは必ず二種類使います。具を煮込み、ルーを入れた後、最後にクミンやガラムマサラのパウダーをひと振りすると、ぐっと本格的に。(神奈川県厚木市戸室・31歳)
◎お好み焼きのソースでスパイシーに
4人分の分量にルーを溶かした後、お好み焼きのソース大さじ3を入れて混ぜます。スパイシーさが際立っておいしいです。(春日池・64歳)
◎ビーフシチューのもとをプラス
カレールー(1箱)に対して、ビーフシチューのもとを5分の1入れています。味がいつもよりおいしくなります。(日吉台・45歳)
◎わが家オリジナルのブレンドカレー
目分量ですが、ルーを入れた後、生姜チューブ3cm、にんにくチューブ3cm、トマトケチャップ、マーガリン、牛乳、焼肉のたれ、砂糖、醤油、ウスターソース、カレー粉を少しずつ入れると、わが家のみんな大好きなオリジナルカレーが完成!(御幸町下岩成・37歳)
◎トマトのみでまろやかな無水カレーに
夏は水代わりに自家製トマトのみで水分を出してカレーを作ります。冬はトマトジュースを入れてよく煮込みます。酸味がとれてまろやかになります。(沖野上町・32歳)
◎子どもにはチョコを大人にはコーヒーを
わが家では大人と子どもで隠し味を変えています。子ども用には、仕上げに牛乳大さじ2と板チョコを2〜3片入れてまろやかに。大人用には、インスタントコーヒーを小さじ2と、純ココアを10gくらい入れて味に深みを加えます。(新市町相方・42歳)
(「リビングふくやま」2019年10月18日号)