生活の知恵拝見!「くらしの便利ノート」
「衣類のガンコな汚れ撃退法」
読者の皆さんから寄せられた、生活の知恵を紹介するコーナー「くらしの便利ノート」。
今回のテーマは「衣類のガンコな汚れ撃退法」です。
※ここで紹介している洗剤・薬品、方法によっては、
衣類の素材と相性が良くない場合もあります
◎固形せっけんで念入りにこする
シャツの首まわりや袖口、白靴下の汚れ、食べ物のシミなど日常でよくある汚れには、固形のせっけんを濡らした衣類によくこすりつけ、布をこすり合わせます。(面倒だけど)確認しながら、念入りに何度もこするのがコツ。(新涯町・57歳)
◎エタノールと洗濯洗剤を混ぜてこする
汚れた部分にエタノール液と洗濯用洗剤を混ぜたものを付け、手でこすった後に洗濯します。(御幸町下岩成・37歳)
◎ぬるま湯で手洗いして手作り漂白液できれいに
わが家の男性陣は白いワイシャツを着る機会が多いので、この暑さで襟、袖などが汗でひどく汚れるのが悩みです。襟や袖の汗ジミ汚れには、洗濯用固形せっけんを汚れた部分に付けて35度のお湯で手洗いします。さらにオキシドール大さじ2、重曹小さじ2を混ぜたものを付けると漂白されてきれいになります。(多治米町・75歳)
◎泥汚れは乾燥させてはたいて落とす
泥汚れは濡らすと生地に染み付きます。あえて洗い流さずそのまま乾かし、外で泥をはたいて落としてから洗濯します。子どもの泥んこ汚れや、田植えなどの泥汚れもこの方法でバッチリです。(東陽台・34歳)
◎食べこぼしには過炭酸ナトリウム溶液で
衣類の食べこぼしや黄ばみは、水を張ったたらいに過炭酸ナトリウム(酸素系漂白剤)大さじ1を入れて30分漬け置きします。あとは手洗いか普通に洗濯。墨汁の汚れには米ぬかを付けて手洗いすればOK。(尾道市向東町・42歳)
◎泥汚れやおしっこの臭いには廃油せっけんで
息子の保育園が泥んこ遊び推奨と、紙おむつを使用しない保育方針なので、毎日ゴミ袋いっぱいの泥んこの服や、おしっこの臭いが染み付いた服を持ち帰ります。いろいろ試して、泥汚れには「廃油せっけん」がいいと分かりました。おしっこの臭いもよく取れます。(南蔵王町・39歳)
◎綿棒や歯ブラシでひたすらたたく
食べこぼしのシミ汚れには食器用洗剤と綿棒、化粧品や日焼け止めクリームの汚れにはクレンジングと綿棒、それ以外には歯磨き粉と歯ブラシでひたすらたたきます!(港町・34歳)
◎固形せっけんを塗り込みミニ洗濯板でゴシゴシ
靴下や体操服などの泥汚れには、洗濯用固形せっけん(蛍光増白剤入り)が効果的です。汚れ物をしっかり水に浸けておき、せっけんをたっぷり塗り込んで、指にはめるミニ洗濯板で軽くゴシゴシするだけでキレイになります。(南蔵王町・36歳)
(「リビングふくやま」2019年8月30日号)