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※次回発行は12月27日号(ネット新聞は26日アップ)です 土屋先生の噛めるはな歯(し) vol.247
Q:今回は、肺炎のリスクもある誤嚥(ごえん)について、お話を伺います。
A: 私たちは食べ物を口にすると、それを口の中で噛(か)み砕いてひとかたまりにし、のどに送り込みます。この時、瞬時に気管の入り口が閉じて食道の入り口が開き、そこに飲食物が入っていきます。この瞬時の動きを嚥下反射といいます。
嚥下機能が落ちてくると嚥下反射機能も低下し、気管の入り口に飲食物が入り込んでしまう誤嚥を起こしやすくなります。頻繁に誤嚥を起こすようになると、それが原因となる誤嚥性肺炎にかかりやすくなります。また、栄養状態が低下している人ほど、肺炎になるリスクも高まります。
咳(せき)・痰(たん)・発熱が肺炎の3大症状といわれますが、高齢者ではこれらの症状がはっきりと出ないことがあります。元気がない、食欲がないといった様子が肺炎のサインである可能性もあるので、注意してください。
【この記事の問い合わせ】
土屋歯科医院 御船町1-12-6
TEL:084(931)5701
※このコラムは、私たちの大切な歯について、土屋歯科医院理事長・土屋浩昭先生に伺っています。毎月2回掲載。
(「リビングふくやま」2019年3月23日号掲載)
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