くどせさんちのHappyレシピ
「牡蠣の青のりピカタ」
冬の海の幸といえば、特に瀬戸内では欠かせないのが牡蠣(かき)。今回は、手に入りやすいむき身を使って、手軽に作れるピカタを紹介します。
材料〈2〜3人分〉
・牡蠣(むき身)…100g
・卵…1個
・パン粉…大さじ2
〔A〕青のり…小さじ1
〔A〕オイスターソース…小さじ1/2
・薄力粉…適量
・有塩バター…10g
・ベビーリーフ・レモン・ケチャップ・マスタードなど…各適宜
作り方
【1】牡蠣は塩水(水500ccに塩小さじ1)で優しく振り洗いして汚れを取り、ざるに上げてペーパーなどで水を切っておく
【2】パン粉をフライパンでキツネ色になるまで乾煎(からい)りする
【3】ボウルに卵を割りほぐし、【2】と〔A〕を入れて混ぜる
【4】牡蠣全体に茶こしを使って薄力粉を薄くふる
【5】フライパンにバターを溶かし、【3】の卵液にくぐらせた牡蠣を入れ、ふたをして中火で、両面をこんがりおいしそうな焼き色になるまで焼く
【6】焼き上がった【5】をベビーリーフやレモンなどとともに皿に盛り付け、好みでケチャップ・マスタードを添える
ひとことコメント
牡蠣ご飯・お鍋・カキフライ・チャウダーなどもおいしいですが、手軽に作れるピカタもお勧め。卵液にオイスターソースの隠し味がポイントです。卵液に入れるパン粉は煎ることで香ばしさをプラス。コクをさらに深めたい時は、パン粉を大さじ1にして粉チーズを大さじ1入れてください。牡蠣は亜鉛や鉄・ビタミンB12などを多く含み栄養満点。亜鉛はビタミンCと一緒に取ると吸収が良くなります。レモンなどのかんきつをキュッと搾って召し上がれ!
くどせ かずえ
フードコーディネーター(食の商品開発)、野菜ソムリエ。冷蔵庫の中身とにらめっこしながら毎日の料理を考えるのが趣味の市内在住ミセス。アイデア料理が得意
(「リビングふくやま」2019年2月16日号掲載)