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※次回発行は12月27日号(ネット新聞は26日アップ)です 土屋先生の噛めるはな歯(し) vol.239
Q:前回(11月10日号)まで、歯の着色と変色について伺いました。今回は、ホワイトニングとはどういうものなのか、お話を伺います。
A: ホワイトニングとは、言い換えれば、薬液を使って歯を漂白・脱色することだと思ってください。
黄ばんでいるシャツの襟を脱色すると、どうなるでしょうか。確かに色は白くはなるかもしれませんが、シャツの襟の生地はカサカサに傷んでしまいます。
これを歯に置き換えて説明すると、歯を脱色することによって、当然、歯の表面のエナメル質は傷むということです。傷むとどうなるでしょうか。まず起きることは、歯がしみるということです。次に起きることは、歯の表面がもろくなるということです。
さらに、ホワイトニングした歯は何カ月かすると色戻りをするので、歯の白さを保つには何回もホワイトニングをしなければなりません。
【この記事の問い合わせ】
土屋歯科医院 御船町1-12-6
TEL:084(931)5701
※このコラムは、私たちの大切な歯について、土屋歯科医院理事長・土屋浩昭先生に伺っています。毎月2回掲載。
(「リビングふくやま」2018年11月17日号掲載)
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