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※次回発行は12月27日号(ネット新聞は26日アップ)です 土屋先生の噛めるはな歯(し) vol.238
Q:前回(10月27日号)に引き続き、歯の変色について伺います。
A: 変色に分類される中で後天的な理由の代表的なものに、「歯の神経が死ぬ」というものがあります。例えば歯を打撲するなどしてダメージを受けた後に適切な治療をしないと、数年後に歯が黒くなることがあります。
虫歯などで神経を取って根の治療を受けていても、放っておくと歯の色が変色することがあります。根の治療を受けた後、金属の芯棒で歯を補強することがありますが、この芯棒の影響で、歯が黒くなることもありますし、被せ物の材質によって、歯全体が黒くなっているように見える場合があります。また、年を重ねるとともに歯は黄色っぽくなってきます。長年、歯を使っていると歯の表面にある白い色をしたエナメル質が摩耗して薄くなり、黄色の象牙質が露出することで黄色っぽく見えてきます。
このように歯の変色には、さまざまな理由があります。
【この記事の問い合わせ】
土屋歯科医院 御船町1-12-6
TEL:084(931)5701
※このコラムは、私たちの大切な歯について、土屋歯科医院理事長・土屋浩昭先生に伺っています。毎月2回掲載。
(「リビングふくやま」2018年11月10日号掲載)
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