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※次回発行は12月27日号(ネット新聞は26日アップ)です 土屋先生の噛めるはな歯(し) vol.232
Q:今回は口内炎について、原因や種類などを教えてください。
A: 口内炎は主に、清掃不良や細菌感染が原因です。一口に口内炎といっても、いろいろな種類があります。
口内炎の中で最も発生しやすいのが「アフタ性口内炎」。できものの中心に白い斑点ができていると、アフタ性口内炎と言えます。白いできものが6mm以内であればアフタと呼ばれ、大きいものを潰瘍と呼びます。完治するまで約1週間〜2週間かかります。頬や上顎によくできます。原因は細菌による炎症がほとんどで、口の中にできた傷から細菌が感染します。口の中が不潔だと、炎症が起きやすいです。
「カンジダ性口内炎」と呼ばれる口内炎もあります。カンジダはカビの一種で、白い苔(こけ)のようなものが口の中に広がります。カンジダ口内炎になりやすいのは、高齢者や免疫力が低下している人です。また、抗菌薬を長期に服用している人も、かかりやすいです。
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土屋歯科医院 御船町1-12-6
TEL:084(931)5701
※このコラムは、私たちの大切な歯について、土屋歯科医院理事長・土屋浩昭先生に伺っています。毎月2回掲載。
(「リビングふくやま」2018年8月11日号掲載)
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