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このコラムは、山本醫院院長・山本裕先生に伺っています。 | 福山リビング新聞社が運営する女性のための生活情報サイト 福山のイベント・グルメ・エンタメ・お出かけ情報満載!

下腹部の腫れ、もしかして「そけいヘルニア」?

Q:足の付け根の下腹部近くが腫れてきました。知人が「脱腸(=そけいヘルニア)ではないか」といいます。そけいヘルニアはどんな病気なのですか?

 
A: 鼠径(そけい)部とは、下腹部の足の付け根に近い部位をいいます。「そけいヘルニア」とは、おなかの中にあるはずの腸や脂肪の膜である大網、膀胱(ぼうこう)、卵巣などが、筋膜、筋肉などでできているおなかの壁(腹壁)に生じたすき間から出てくる病気です。
 

Q:治療法は?

A: 薬や注射で治ることはありません。腹筋を鍛えて治そうと頑張る人がいますが逆効果で、下腹部に力が入るため、ますます悪化します。また、ヘルニアの腫れを抑えるために、ヘルニアバンドを使用する人がいますが、これで治ることはなく、その場しのぎの対症療法に過ぎません。手術が唯一の根本的な治療法です。
 手術は、袋状に飛び出た腹膜(ヘルニアのう)を、その内容(腸など)とともにお腹の中に戻して、出口(ヘルニア門)をふさぎます。
 以前はヘルニア門をふさぐために、筋肉や筋膜を縫い合わせていましたが、最近はヘルニア門の閉鎖に人工素材(メッシュ)が使われるようになりました。これによって、術後の安静も必要なく、手術部位の緊張や痛みが少ないため、日常生活に早期に復帰できる“日帰り手術”が可能になっています。
 
山本裕(ゆたか)先生
 
【この記事の問い合わせ】
山本醫院 福山市引野町北2-8-28
TEL:084(943)2777

※このコラムは、山本醫院院長・山本裕先生に伺っています。
(「リビングふくやま」2018年6月9日号掲載)
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