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※次回発行は12月27日号(ネット新聞は26日アップ)です 土屋先生の噛めるはな歯(し) vol.213
Q:前回(10月14日号)は、世間をにぎわせている、インプラント治療失敗の要因について伺いました。今回は、インプラント治療を失敗しないための方法をお聞きします。
A: 口の中を一口腔(こうくう)単位で診断する、つまり、なぜ歯を失ったのか、噛み合わせの問題、顎の状態、歯磨きの状態などをよく観察することが重要です。
例えば、歯並びが悪いがために、歯に不当な応力がかかって、歯槽膿漏(のうろう)になり、ひいては歯がなくなっていったなど、いろいろな側面から、口の中を診断していくことが、単にCTなどをとって骨の厚みが何ミリあるかを見るよりは、はるかに重要です。
歯を失うに至った原因を解明することで、今後起こりうる問題を回避し、長きにわたって快適な社会生活を送ることにつながるでしょう。
インプラントを行う前にこれらの検査、治療をしておくことがインプラント治療を失敗しないために重要となります。
【この記事の問い合わせ】
土屋歯科医院 御船町1-12-6
TEL:084(931)5701
※このコラムは、私たちの大切な歯について、土屋歯科医院理事長・土屋浩昭先生に伺っています。毎月2回掲載。
(「リビングふくやま」2017年10月28日号掲載)
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