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※次回発行は12月27日号(ネット新聞は26日アップ)です 土屋先生の噛めるはな歯(し) vol.212
Q:前回(9月23日号)に引き続き、経験の少ない歯科医師による、インプラント治療失敗の要因について伺います。
A: 材料の進歩で短いインプラントが開発されています。経験の少ない歯科医師は特に短いインプラントを選択する傾向にあります。
本来、短いインプラントは、高齢の方で骨の移植が肉体的に難しい人、あるいは、いろいろな基礎疾患を持っていて骨の移植などが難しい人などに使われる特殊なインプラントですが、これから何年、何十年もインプラントを使わなければいけない若年者に安易に短いインプラントを使おうとするケースがあります。
当然、短いインプラントは長いものに比べ、持ちが悪いでしょう。術前診査をしっかり行い、できるだけ長いインプラントを入れた方が、歯を支える土台がしっかりしているため、噛む力が強い方にも有利となります。
次回は、インプラント治療を失敗しないための方法について。
【この記事の問い合わせ】
土屋歯科医院 御船町1-12-6
TEL:084(931)5701
※このコラムは、私たちの大切な歯について、土屋歯科医院理事長・土屋浩昭先生に伺っています。毎月2回掲載。
(「リビングふくやま」2017年10月14日号掲載)
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