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※次回発行は12月27日号(ネット新聞は26日アップ)です 土屋先生の噛めるはな歯(し) vol.203
Q:子どもの成長発育期に、噛(か)み合わせの異常が起こることもあると聞きました。これについて、教えてください。
A: 成長期における噛み合わせ(咬合=こうごう)の異常は、早い時期に治療することで、永久歯の歯並びや顎(あご)の骨への影響を軽減できる場合があります。
それは、頬杖(づえ)や爪を噛むなどの悪い習慣(悪習癖)によって咬合の“ずれ”が起きている場合です。
正常な発育範囲から外れ始めた咬合の異常は、初めはわずかであっても、そのまま放置していると、子どもの体の成長とともに正常な範囲からの“ずれ”が大きくなり、悪化していくことがあります。この“ずれ”の原因は悪習癖以外にも、遺伝的な要因など不可避な場合もありますので、かかりつけの歯科医院で早めに診てもらうことをお勧めします。
次回は、悪習癖の種類についてお話しします。
【この記事の問い合わせ】
土屋歯科医院 御船町1-12-6
TEL:084(931)5701
※このコラムは、私たちの大切な歯について、土屋歯科医院理事長・土屋浩昭先生に伺っています。毎月2回掲載。
(「リビングふくやま」2017年5月13日号掲載)
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