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※次回発行は12月27日号(ネット新聞は26日アップ)です 土屋先生の噛めるはな歯(し) vol.202
Q:前回(4月8日号)に引き続き、生後4カ月から始める歯磨きの練習について、お話を伺います。
A: 赤ちゃんのお口は体の中でも一番敏感です。まずはスキンシップから始め、お口の周りや口の中を優しく触れることから始めます。首が据わって、周りが見渡せるころになれば、親やきょうだいが楽しく歯磨きをしている姿を見ることで、歯ブラシに対する意識も高まっていきます。
生後6カ月ごろに下の前歯が生え始めるので、初めは歯ブラシではなくガーゼ等で拭うことから始めましょう。ガーゼで慣れてくれば、歯ブラシを使用します。この時、上唇小帯(じょうしんしょうたい)という上唇の裏側から前歯の歯茎へ伸びる筋がとても敏感で痛みが出やすいので、歯ブラシが当たらないように左手の人差し指を当てながら、歯磨きをしましょう。
歯磨きをさせない、歯磨きが嫌いとならないよう、その子に合わせたペースで練習を行ってください。
【この記事の問い合わせ】
土屋歯科医院 御船町1-12-6
TEL:084(931)5701
※このコラムは、私たちの大切な歯について、土屋歯科医院理事長・土屋浩昭先生に伺っています。毎月2回掲載。
(「リビングふくやま」2017年4月22日号掲載)
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