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※次回発行は12月27日号(ネット新聞は26日アップ)です 土屋先生の噛めるはな歯(し) vol.194
Q:前回(12月10日号)に続き、審美歯科について伺います。今回のテーマは、「ラミネートべニア」。
A: ラミネートベニアとは、歯の表面を一層削り、二ケイ酸リチウムやセラミックなどの白くてきれいな材料を貼り付けることで、色合いや形態を修復する方法です。
過度に変色した歯や、いわゆる“すきっ歯”などの見た目が良くない歯の審美性を回復したい時に用いられます。最大の利点は、歯を薄く削るだけで審美性を回復できることです。歯を大きく削ったり、歯の神経を取ることなく、歯の審美性を回復できます。最近では接着技術が向上し、よりきれいにしっかりと接着することが可能となり、ラミネートべニアの適応範囲も広がりました。
しかし、歯ぎしりが強い方や噛み合わせによっては外れたり、欠けたりすることがあるため、治療前にお口の中全体の診査・診断が必要となります。ご興味がある方は、かかりつけの歯科医院で相談してみてください。
【この記事の問い合わせ】
土屋歯科医院 御船町1-12-6
TEL:084(931)5701
※このコラムは、私たちの大切な歯について、土屋歯科医院理事長・土屋浩昭先生に伺っています。毎月2回掲載。
(「リビングふくやま」2016年12月17日号掲載)
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