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※次回発行は12月27日号(ネット新聞は26日アップ)です 土屋先生の噛めるはな歯(し) vol.193
Q:歯の審美治療について、教えてください。
A: 歯科の材料は大きく分けて、金属、プラスチック、セラミックですが、いずれも一長一短があるため、それぞれの良さを組み合わせて、被(かぶ)せ物が作られます。
例えば、きれいな白い歯を作るにはプラスチックやセラミックが用いられますが、これらは割れやすいので、それだけで歯を作ると簡単に壊れる可能性があります。そのため、被せ物の内面を金属やジルコニア、もしくは二ケイ酸リチウムと呼ばれる白色の硬い材料で補強し、表面をセラミックで仕上げることで、審美性の高い丈夫な被せ物を作ることが可能となります。奥歯など壊れにくさを要求される場合には、ジルコニアや二ケイ酸リチウムのみで被せ物を作ることもあります。
このように、お口の中の環境に合わせて、適切な材料を選択することが重要となります。
次回は、前歯をきれいにする方法の一つ、ラミネートベニアについて。
【この記事の問い合わせ】
土屋歯科医院 御船町1-12-6
TEL:084(931)5701
※このコラムは、私たちの大切な歯について、土屋歯科医院理事長・土屋浩昭先生に伺っています。毎月2回掲載。
(「リビングふくやま」2016年12月10日号掲載)
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