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※次回発行は12月27日号(ネット新聞は26日アップ)です 土屋先生の噛めるはな歯(し) vol.191
Q:前回(10月29日号)に続き、インプラント治療を行うために骨を再生するサイナスリフト法の詳細について伺います。
A: 上顎(じょうがく)の奥歯のすぐ上には上顎洞という空洞があり、インプラント治療に利用できる骨の厚みには限りがあります。
歯周病などで歯を失うと大きく骨まで吸収してしまうことがあり、十分な長さのインプラント(人工歯根)を埋入(まいにゅう)できないことがあります。
サイナスリフト法とは、上顎洞のスペースを利用して、骨を再生させる技術です。この部位に骨を再生させるために、上顎洞の粘膜を挙上(きょじょう)し、骨との間にできたスペースに人工骨や自分の骨を移植することでインプラントを埋入するのに十分な量の骨を増生(ぞうせい)することができます。
次回はサイナスリフト法でも利用される骨の再生を促進する再生医療についてお話しします。
【この記事の問い合わせ】
土屋歯科医院 御船町1-12-6
TEL:084(931)5701
※このコラムは、私たちの大切な歯について、土屋歯科医院理事長・土屋浩昭先生に伺っています。毎月2回掲載。
(「リビングふくやま」2016年11月12日号掲載)
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