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※次回発行は12月27日号(ネット新聞は26日アップ)です 土屋先生の噛めるはな歯(し) vol.185
Q:マイクロスコープという器具を用いた歯科治療ができると聞いたのですが、どのようなものなのでしょうか。
A: マイクロスコープとは、手術用顕微鏡のことを指します。医科においては脳外科や形成外科などの非常に細かく精密な手技が必要となる分野で、古くから使われてきました。
近年、歯科でもマイクロスコープが用いられるようになってきました。その他、メガネに直接付けるタイプの拡大鏡も広く使われるようになってきています。歯科治療は口腔(こうくう)内という視野が確保しにくい領域で細かい手技が必要となりますので、治療部位をはっきり見ることができるマイクロスコープは、非常に有用です。
ただしマイクロスコープはとても高額であり、使用には高い技術が必要となるため、一部の歯科医院でしか用いられていないのが現状です。次回は歯科においてのマイクロスコープの利用について、詳しくお話をします。
【この記事の問い合わせ】
土屋歯科医院 御船町1-12-6
TEL:084(931)5701
※このコラムは、私たちの大切な歯について、土屋歯科医院理事長・土屋浩昭先生に伺っています。毎月2回掲載。
(「リビングふくやま」2016年8月6日号掲載)
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