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※次回発行は12月27日号(ネット新聞は26日アップ)です 土屋先生の噛めるはな歯(し) vol.177
Q:前回(3月26日号)に引き続き、歯の被せからのにおいの原因について。
原因【2】「差し歯や銀歯の段差の汚れ」
A: 差し歯や銀歯と歯に大きな段差があると細菌がたまりやすくなります。差し歯・銀歯と歯の境界の精度が悪いと細菌がたまり、歯茎が腫れ、膿(うみ)が出て歯周病になり、臭くなります。このような場合はまず歯周病の治療をし、差し歯や銀歯を外して適合が良い差し歯を作り直すことで、汚れや細菌をたまりにくくします。
原因【3】「差し歯や銀歯の中で神経が腐る」
A: 差し歯や銀歯の中で神経が死んで腐ると、歯が臭くなります。歯の神経をギリギリで残したり、虫歯が深く歯の神経のダメージが大きいと差し歯や銀歯を被せた後に神経が死んでしまうことも。その場合は、差し歯や銀歯を外して根の治療をし、再度被せ直します。
次回も、歯の被せからのにおいについて。
【この記事の問い合わせ】
土屋歯科医院 御船町1-12-6
TEL:084(931)5701
※このコラムは、私たちの大切な歯について、土屋歯科医院理事長・土屋浩昭先生に伺っています。毎月2回掲載。
(「リビングふくやま」2016年4月16日号掲載)
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