北村シェフの食卓中華

「紅焼獅子頭」

白菜と一緒に煮込んだ中華ハンバーグ

　
獅子の頭のような大きさから名付けられた肉団子。今回は白菜と一緒に鍋で煮込んだ中華ハンバーグを。
　

作り方

【1】ボウルに〔A〕と〔B〕を入れ、練る
　
【2】手にごま油（分量外）をつけ、〔1〕を2等分し、ハンバーグの要領で丸める
　
【3】フライパンにサラダ油（大さじ1と1/2）を入れ、〔2〕をキツネ色になるまで焼く（完全に火が通らなくてOK）
　
【4】鍋に〔3〕と白ネギ、〔C〕を入れて沸かし、アクを取る。さらに弱火で約10分煮込んだら、白菜の芯を入れ、続けて約5分煮込み、肉団子を取り出して器へ盛る
　
【5】煮汁の味を整え（お好みで）、水溶きかたくり粉で薄めにとろみをつけたら、ごま油少々で香りづけし、〔4〕の上にかけて完成

シェフからひと言

本来の「紅焼獅子頭」の作り方は〔3〕の手順で油で揚げます

北村達史さんプロフィル

福山市出身。「ホテルニューオータニ佐賀 中国料理 大観苑」などで修業し、現在は「食菜中華 沙華菜」（広島市中区本通）オーナーシェフ。（「リビングふくやま」2016年1月30日号掲載）