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※次回発行は12月27日号(ネット新聞は26日アップ)です 土屋先生の噛めるはな歯(し) vol.169
Q:前回(11月28日号)に引き続き、処置されている歯のホワイトニングの方法について。
A: 歯を打撲するなどして歯の神経が死に、黒く変色している場合は、「ウォーキングブリーチ」と呼ばれる漂白を行うことがあります。これは、歯の根の詰め物をした後に、漂白剤を歯の中に詰め込み、2〜3週間ほどかけて徐々に歯の色を白くするという方法です。
一方で、差し歯や被せ物などが入っている場合、被せの色が変色していたり、芯棒の影響で歯の色が黒ずむことがあります。保険治療で適応される被せは「レジン前装冠」と呼ばれ、金属のフレームの上にプラスチックを張り付けたものです。プラスチックは劣化しやすいですから、経年的に黄色っぽく変色します。このような場合は、セラミックの被せを入れるなどしてきれいに治すことができます。一度、かかりつけの歯科医院に相談してみてください。
次回は、セラミックの治療について。
【この記事の問い合わせ】
土屋歯科医院 御船町1-12-6
TEL:084(931)5701
※このコラムは、私たちの大切な歯について、土屋歯科医院理事長・土屋浩昭先生に伺っています。毎月2回掲載。
(「リビングふくやま」2015年12月5日号掲載)
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