福山リビング新聞社が運営する女性のための生活情報サイト 福山のイベント・グルメ・エンタメ・お出かけ情報満載!
※次回発行は12月27日号(ネット新聞は26日アップ)です 土屋先生の噛めるはな歯(し) vol.167
Q:白い歯にあこがれています。ホワイトニングは誰でもできますか。
A: 歯の色の変化は主に、「着色」と「変色」があります。
「着色」はコーヒーや紅茶のステイン、たばこのヤニなどが歯の表面に付着すること。歯科医院で簡単に、元の歯の白さに戻すことができます。
「変色」は先天的な原因があり、生まれつき歯の色が暗い、胎児の時に何らかの刺激が母体に加わって歯が変色する、全身疾患の影響で歯が変色する─など。後天的な原因は主に「歯の神経が死ぬ」こと。例えば、歯を打撲するなどした後に適切な治療を受けていないと、数年後に歯が黒くなることが…。また、根の治療の影響で歯が黒くなったり、被せ物の材質で歯全体が黒く見える場合も。年を重ねると歯の表面のエナメル質が摩耗して薄くなり、黄色の象牙質が露出するため黄色っぽく見えることもあります。
次回は、処置されていない歯の具体的なホワイトニング方法について。
【この記事の問い合わせ】
土屋歯科医院 御船町1-12-6
TEL:084(931)5701
※このコラムは、私たちの大切な歯について、土屋歯科医院理事長・土屋浩昭先生に伺っています。毎月2回掲載。
(「リビングふくやま」2015年11月14日号掲載)
COPYRIGHT FUKUYAMA LIVING SHINBUNSHA ALL RIGHT RESERVED.