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※次回発行は12月27日号(ネット新聞は26日アップ)です 土屋先生の噛めるはな歯(し) vol.153
Q:新社会人になります。「ストレスから虫歯になる」って聞いたのですが、本当ですか?
A: ストレスと虫歯には大きな関係があるといわれています。最近の研究結果から、人はストレスを感じると唾液(だえき)の分泌量が低下することが分かりました。緊張したり、精神的に強いショックを感じた際、口内の渇きを感じたことがありませんか。唾液の分泌をつかさどる副交感神経がうまく働かなくなってしまうからなのです。唾液は酸を中和してくれる大切な役割がありますから、唾液が少なくなると酸を十分に中和できなくなるので常に口の中が酸性に傾き、虫歯になりやすくなるのです。
普段からおおらかに物事を考え、イライラや不満をためすぎないことが一番の対策。休憩中は、ノンシュガーのガムを噛んで唾液の分泌を意図的に促したり、こまめに水分補給をしたりして口の中を潤すことをお勧めします。気分もリフレッシュできて、一石二鳥です。
【この記事の問い合わせ】
土屋歯科医院 御船町1-12-6
TEL:084(931)5701
※このコラムは、私たちの大切な歯について、土屋歯科医院理事長・土屋浩昭先生に伺っています。毎月2回掲載。
(「リビングふくやま」2015年4月11日号掲載)
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