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※次回発行は12月27日号(ネット新聞は26日アップ)です 土屋先生の噛めるはな歯(し) vol.143
Q:しっかり歯磨きをしても、「口が臭いのでは?」と感じます。どうすればいいでしょうか。
A: 口臭は大きく、「生理的口臭」「病的口臭」に分けられるのですが、口臭の原因の多くは、口の中の細菌が食べかすを分解するときに発生する「揮発性硫黄化合物」です。生理的口臭は睡眠中や緊張時、唾液の量が減った時などに細菌の量が増えて口臭が発生。これは歯磨き、うがい、舌の上の汚れ(舌苔)の掃除で口臭はなくなります。
病的口臭の原因には、口のトラブル(虫歯、歯周病など)と、何らかの病気(胃かいよう、慢性気管支炎、副鼻くう炎、糖尿病など)があります。歯や歯茎が化膿(かのう)している場合も口臭が発生しますが、歯科医院できちんと治療すれば解決できます。
中には、「自分は口臭が強い」と思い込んでいる「心因性口臭」(自臭症)も。必要以上に悩む必要はありませんが、心配ならかかりつけの歯科医院に一度ご相談ください。
【この記事の問い合わせ】
土屋歯科医院 御船町1-12-6
TEL:084(931)5701
※このコラムは、私たちの大切な歯について、土屋歯科医院理事長・土屋浩昭先生に伺っています。毎月2回掲載。
(「リビングふくやま」2014年11月1日号掲載)
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