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※次回発行は12月27日号(ネット新聞は26日アップ)です 土屋先生の噛めるはな歯(し) vol.139
Q:毎日歯を磨いているのに、歯医者に行くと磨き残しがあるといわれます。それはなぜですか。
A: 歯磨きというものはなかなか難しく、人によって、癖もあります。右利きの人は左がよく磨け、右側に汚れが残ることが多くあります。おそらく磨き残しを指摘されるのは、毎回同じような所ではないでしょうか。
歯の表面にはペリクルと呼ばれる厚さ0.1〜1.0マイクロメートルの薄い皮膜があります。これは、唾液中にある糖タンパクなどが歯面に付着し、形成されたものです。そのペリクルに細菌が付着すると、バイオフィルムというものができます。こうなると細菌が塊を形成し、バリアとなるため、薬剤や私たちの体を守る免疫系が作用しなくなります。また、歯にこびりついているため、簡単なブラッシングでは除去が困難です。
このようなときには、歯科医院の専門的機械歯面清掃(通称:PMTC)できれいにしてもうらうのがいいでしょう。
【この記事の問い合わせ】
土屋歯科医院 御船町1-12-6
TEL:084(931)5701
※このコラムは、私たちの大切な歯について、土屋歯科医院理事長・土屋浩昭先生に伺っています。毎月2回掲載。
(「リビングふくやま」2014年9月13日号掲載)
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