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※次回発行は12月27日号(ネット新聞は26日アップ)です 土屋先生の噛めるはな歯(し) vol.133
Q:最近、ものすごく歯がしみます。虫歯以外に、原因がありますか?
A: 見た目に深い虫歯はないのに、冷たい物を飲むと異常にしみたり、風が吹いてもしみるような症状のことを「知覚過敏」と言います。
歯はエナメル質という非常に硬い組織に覆われています。エナメル質は神経が通っておらず、歯が欠けたり削れたりしても、痛みは感じません。しかし、エナメル質の内側にある象牙質には細かい神経の枝が通っているので、冷たい物などが触れると痛みを生じます。
歯と歯茎の際(きわ)はエナメル質が薄く、噛み合わせの応力が集中するため、微細に破折(歯根が部分的に欠けたり折れたりすること)を繰り返し、歯がえぐれるように削れて象牙質が露出し、知覚過敏を生じることがあります。また、歯周病などにより歯茎が下がってエナメル質に覆われていない歯根が露出すると、知覚過敏が生じます。
次回は、知覚過敏の治療法について。
【この記事の問い合わせ】
土屋歯科医院 御船町1-12-6
TEL:084(931)5701
※このコラムは、私たちの大切な歯について、土屋歯科医院理事長・土屋浩昭先生に伺っています。毎月2回掲載。
(「リビングふくやま」2014年6月14日号掲載)
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