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※次回発行は12月27日号(ネット新聞は26日アップ)です 土屋先生の噛めるはな歯(し) vol.132
Q:前回(5月17日号)に続き、インプラント治療に失敗しないための注意点について、伺います。
A: インプラント治療の注意点は、次の通り。
〔1〕一口腔(くう)単位での診断 歯を失った理由を注意深く診断することで、歯周病・噛み合わせ・顎(がく)関節の状態・日常の習癖などの問題点を明らかにし、今後起こりうる問題を回避する
〔2〕全身管理 高齢者は高血圧や糖尿病、脳梗塞(こうそく)、狭心症など、基礎疾患がある場合が多い。かかりつけの病院でこれらの病気をコントロールした上で、歯科麻酔科医と連携して全身管理を行うことで、安全なインプラント手術が可能に
〔3〕骨や歯肉の造成 短いインプラントは長い物に比べて長持ちしない。インプラント治療を成功させるためには骨や歯肉を移植するなどして、必要十分な長さを埋入する インプラントは一生の付き合いです。以上のことをきちんと対応してくれる歯科医院で治療を行うことをお勧めします。
【この記事の問い合わせ】
土屋歯科医院 御船町1-12-6
TEL:084(931)5701
※このコラムは、私たちの大切な歯について、土屋歯科医院理事長・土屋浩昭先生に伺っています。毎月2回掲載。
(「リビングふくやま」2014年5月31日号掲載)
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