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リビングふくやま 2024年12月13日号|福山リビング新聞社が運営する女性のための生活情報サイト 福山のイベント・グルメ・エンタメ・お出かけ情報満載!|リビングふくやま.com
※次回発行は12月27日号(ネット新聞は26日アップ)です

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このコラムは、毎月2回、私たちの大切な歯について、土屋歯科医院理事長・土屋浩昭先生に伺っています。 | 福山リビング新聞社が運営する女性のための生活情報サイト 福山のイベント・グルメ・エンタメ・お出かけ情報満載!

土屋先生の噛めるはな歯(し) vol.130

Q:前回(4月12日号)に続き、歯の再生について。

 
A: 歯の再生に最も近いのが、生体から歯を作る種(歯胚)となる細胞を取り出して、生体材料の助けで、取り出した細胞を歯の構成細胞に誘導し、歯を作る試みです。胎生期のマウスの歯胚や生後の豚の親知らずの細胞を使った歯の再生が成功し、ヒトへの応用も可能といわれています。
 この手法は、エナメル質、象牙質、セメント質、さらに歯髄や歯根膜、それを支える骨などを一緒に再生するので、生きた臓器としての「歯」の再生に近づいたといえますが、現状では見た目・噛み合わせともに完璧な歯は再生できていません。
 さらに、天然の歯と同様に虫歯や歯周病になるのが問題。また、患者本人の歯胚から得られた細胞が必要なので、親知らずの歯胚がすでに石灰化している成人は源になる細胞が得られません。今後は、ES細胞やiPS細胞による技術で、歯の源となる細胞の開発に期待が寄せられています。
 

 

土屋浩昭先生
 
【この記事の問い合わせ】
土屋歯科医院 御船町1-12-6
TEL:084(931)5701

※このコラムは、私たちの大切な歯について、土屋歯科医院理事長・土屋浩昭先生に伺っています。毎月2回掲載。
(「リビングふくやま」2014年4月26日号掲載)
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