夏場は熱がこもって、さらに暑くなるキッチン。できるだけ火を使う時間が短かったり、サッと手早く作れる料理がいいですよね。そこで、本紙コラムでおなじみのくどせかずえさんに、“楽ちんレシピ”を教えていただきました。早速今晩、いかがですか。
レンジでチン!照り照り手羽先
「レンジでチン」で思いのほか簡単に手羽先が調理できます。ピリ辛風ならトウバンジャンを加えたり、すりおろしショウガを加えたりニンニクを増やしてスパイシーにしたり、お酢を加えてさっぱり味にするなど、自由にアレンジできます。
材料〈8本分〉
・手羽先…8本
〔A〕しょうゆ…大さじ4
〔A〕本みりん…大さじ3
〔A〕きび砂糖…大さじ1
〔A〕すりおろしニンニク…1かけ分
・付け合わせ野菜…好みのものを適量
作り方
【1】手羽先は3カ所ほどフォークで刺しておく
【2】ナイロン袋に【1】と〔A〕を入れて軽くもみ込み、冷蔵庫で15分ほど置く
【3】少し深さのある耐熱容器に、【2】を汁ごと手羽先の皮目を下にして入れ、ラップをふんわりとかけ、700Wの電子レンジで約8分間加熱する(高温になるため、レンジから取り出す際は注意してください)
さんまの生春巻き
ストック食材の缶詰で作ります。野菜を切れば、あとは巻くだけであっという間に華やかな生春巻きの出来上がり。テーブルに涼しさと華やかさがプラスできます。
材料〈4人分〉
・さんまの蒲焼き缶詰…1缶分(100g)
・大葉…4枚
・梅干し…4個
・キュウリ…1/2本
・生春巻きの皮(ライスペーパー)…4枚
・(お好みで)スティックチーズ…2本
【付け合わせ野菜】オクラ・ミニトマト・ホールコーン・紫キャベツの甘酢漬けなど
作り方
【1】キュウリはせん切り、梅干しは種を取って粗く刻む
【2】生春巻きの皮を水で戻し、上から、大葉→キュウリ→缶詰から出して汁気を切ったさんまの蒲(かば)焼き→梅干し→お好みでチーズ…の順番で並べ、皮を巻く
【3】1本を3等分に切り分け、皿に盛り付けて付け合わせ野菜を添える
とろろトマトスープ
混ぜるだけの簡単スープ。長芋に含まれる酵素のパワーと、真っ赤なトマトで体力回復。サッと作って、飲みごろに冷やしてどうぞ。
材料〈4人分〉
・長芋…100g
・トマトジュース(有塩)…150cc
〔A〕だししょうゆ…大さじ1/2
(お好みで加減を。今回は白かきしょうゆを使用)
〔A〕きび砂糖…ひとつまみ
〔A〕(お好みで)すりおろしニンニク…少々
・トッピング…ゆでたオクラ
作り方
【1】長芋はすりおろし、トマトジュースを少しずつ加えて混ぜる
【2】【1】に〔A〕を混ぜ、冷蔵庫で冷やし、カップに注いで小口に切ったオクラをのせる
2層のカルピスゼリー
ゼリー液を作って静かに置いておくと、アラ不思議! きれいな2層のゼリーが作れるレシピです。大きい型で作って切り分けてもOK。
※ポイント…手順【4】の時に、混ぜ過ぎるときれいに分離しなくなるので注意
材料〈4人分〉
・カルピス…150cc
・熱湯…200cc
・卵黄…1個
・生クリーム…50cc
・粉ゼラチン…5g
・水…50cc
作り方
【1】粉ゼラチンを水に入れ、ふやかしておく
【2】熱湯に【1】を加えてゼラチンを完全に溶かし、カルピスを混ぜる
【3】生クリームに卵黄を入れ、よく混ぜる
【4】【3】に【2】を注ぎ入れて軽くひとまぜし、カップに注いで粗熱が取れたら冷蔵庫に入れて冷やし固める
※最初は白濁しているゼリー液が、時間がたつと徐々に分離します
(「リビングふくやま」2013年8月3日号掲載)