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※次回発行は12月27日号(ネット新聞は26日アップ)です 土屋先生の噛めるはな歯(し) vol.113
Q:前回(7月13日号)に続き、顎(がく)機能検査について伺います。
A: 当院でも、顎(あご)の動きや噛み合わせの詳細な情報を「ナソヘキサ」や「Tスキャン」という、顎機能検査機器を用いて解析しています。
人間は、下顎を前後左右、斜め前方、斜め後方に自由自在に動かすことにより、そしゃくしています。顎機能検査でこのような顎の動きや歯1本1本の噛み合わせの圧力など、詳細な情報を三次元的にコンピューター画面上に描きだすことができます。得られた情報を解析することで、噛み合わせが崩壊した原因も調べることができます。
歯周病や根の治療、虫歯、インプラント治療など、全体の処置が終わった後に仮の歯を作り、この段階で顎機能検査を行い、噛み合わせや顎の動きに問題がないことを確認して最終的な被せ物を作成。精度の高い、かつ個々の患者さんに適した被せ物を作れます。興味がある方は、かかりつけの歯科医院にご相談を。
【この記事の問い合わせ】
土屋歯科医院 御船町1-12-6
TEL:084(931)5701
※このコラムは、私たちの大切な歯について、土屋歯科医院理事長・土屋浩昭先生に伺っています。毎月2回掲載。
(「リビングふくやま」2013年7月27日号掲載)
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