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※次回発行は12月27日号(ネット新聞は26日アップ)です 土屋先生の噛めるはな歯(し) vol.109
Q:前回(5月11日号)の続きで、噛み合わせとストレートネックについて。
A: 前回お話ししたように、噛む筋肉(そしゃく筋)と頭頸(けい)部の筋肉は密接に関係しており、頭部はこれらの筋肉に支えられることで頸椎(けいつい)の上にバランスよく位置づけられています。正常な頸椎は緩やかなS字状ですが、その湾曲が損なわれると、ストレートネックと呼ばれる、頸椎が真っすぐゆがんだ状態になります。
噛み合わせの悪さがすべての原因ではありませんが、噛み合わせのバランスが崩れ、下顎(あご)の位置がずれたり、歯ぎしりや食いしばりなどでそしゃく筋や頭頸部の筋力が不要に緊張し、慢性的な肩こりや首の痛み、頭痛などを引き起こすこともあります。口を開けると顎の関節が鳴る、頬(ほお)や舌を噛むようになる症状は下顎がずれてきている可能性も。
噛み合わせの治療などもありますので、お悩みの方は一度、歯科医院に相談してみてください。
【この記事の問い合わせ】
土屋歯科医院 御船町1-12-6
TEL:084(931)5701
※このコラムは、私たちの大切な歯について、土屋歯科医院理事長・土屋浩昭先生に伺っています。毎月2回掲載。
(「リビングふくやま」2013年5月25日号掲載)
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