生活の知恵拝見!「くらしの便利ノート」
換気扇の上手な掃除方法
読者の皆さんから寄せられた生活の知恵を紹介する「くらしの便利ノート」。
今回のテーマは「換気扇の上手な掃除方法」です。
◎小麦粉を振り掛けふき取るだけ
古新聞の上に、外した換気扇を置き、小麦粉をまんべんなく振り掛けます。そのまま2、3時間置いておくと、小麦粉が油を吸い取ってくれます。後はぞうきんで、ふき取るだけ。小麦粉と一緒に油汚れが面白いように取れます。(岡山市・40歳)
◎洗剤を付けたらビニール袋の中で30分放置
大きなビニール袋に取り外した換気扇の羽根や部品を入れ、油汚れ用の洗剤を吹き付けて30分ほどそのままにしておきます。その後でスポンジでこすると、汚れがツルリと取れます。ビニール袋の中で、30分ほど置いておくのがポイントです。(広島市・54歳)
◎重曹と石けんを混ぜたお湯に1日漬け置き
石けんと重曹を混ぜたお湯に換気扇を1日漬け置きし、その後で洗うと手ごわいギトギト油汚れが、びっくりするくらいピカピカになります。(福山市・29歳)
◎浮いた汚れを使用済みテレホンカードで除去
シンクを汚さず、後片付けも楽なように、台所の流し台にビニールのゴミ袋を広げます。お湯と、油汚れ用の液体洗剤を混ぜて、換気扇を漬け置きします。30分ほどしたら、使用済みテレホンカード(クオカードでもOK)で、浮いた汚れをこそげ落とします。
使用済みカードはそのまま捨てられるので、手間要らず。驚くほどきれいに汚れが取れます。(広島市・43歳)
◎洗剤をスプレーした後ラップを掛ける
オレンジオイル入りの洗剤を使うと、しつこい油汚れにも効果的に落ちます。さらに、スプレーした後、ラップを換気扇に貼り付け、時間を置くとスルリッと汚れが落ちるようです。 (広島市・45歳)
◎重曹のペーストでパックして落とす
重曹に水を加えてドロドロ状のペーストを作ります。これをパックするように、換気扇の汚れのひどい部分に塗ります。数時間後に古布でふき取ります。この方法で、ほとんどの油汚れは落ちます。(広島市・32歳)
◎洗濯用粉石けんをお湯に溶かして洗う
羽根に付いた油は、強力洗剤を使うと落ちますが、すすぎが大変です。洗濯用の粉石けんをお湯に溶かしてスポンジに付けて洗うといいようです。すすぎが簡単なのがポイントです。(広島市・53歳)
◎しつこい汚れも天ぷら油の残りですっきり
天ぷらで使用した後の油を利用します。鍋で、少量油を温めます(火に気をつけること)。軍手をして、その上からビニール手袋をはめて作業をします(やけどに注意)。割りばしの先にぞうきんを巻きつけ、温めた油を付けて換気扇をこすって汚れを落とします。最後に洗剤で洗って終了です。(岡山市・53歳)
(「リビングふくやま」2013年5月11日号)