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※次回発行は12月27日号(ネット新聞は26日アップ)です 土屋先生の噛めるはな歯(し) vol.103
Q:前回(2月9日号)に続き、入れ歯の噛(か)み合わせ治療について。
A: 長年入れ歯を使用すると、噛み合う面が磨耗して噛み合わせが悪くなる場合があります。一般的に入れ歯は硬いプラスチックで作られているので、噛み合う歯が金属やセラミックなど硬さの違う材料で作られている場合は、特に入れ歯の歯の磨耗は早くなります。
ヒトは雑食性なので、前歯で肉を噛み裂き、奥歯で繊維などをすりつぶせるよう、部位によって歯の形が異なります。顎(あご)は垂直にカチカチと噛むだけでなく、横動かしをするなど複雑に動くのですが、噛み合わせが悪いと入れ歯が揺さぶられ、歯茎が擦れて痛みが出たり、残っている歯に負担が強くかかり、歯が痛むことがあります。
また、入れ歯の噛み合わせが低いと話しづらくなったり、顎の関節に痛みが出たり、口の周りに出るしわの原因にも…。
入れ歯の不調がある場合はかかりつけの先生に相談してみてください。
【この記事の問い合わせ】
土屋歯科医院 御船町1-12-6
TEL:084(931)5701
※このコラムは、私たちの大切な歯について、土屋歯科医院理事長・土屋浩昭先生に伺っています。毎月2回掲載。
(「リビングふくやま」2013年2月23日号掲載)
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