北村シェフの食卓中華

「担々麺（ダンダンミィエン）」

自家製ラー油で作る日本式“汁あり”担々麺

　
本場中国では本来、汁がない担々麺。今では日本式の“汁あり”が逆輸入されています。今回は前回で紹介したラー油を使って“汁あり”を作ります。
　

作り方

【1】一熱したフライパンにサラダ油を入れ、合いびき肉を炒めて炸醤肉末（肉そぼろ）を作る
　
【2】丼に調味料〔A〕とザーサイを入れ用意
　
【3】たっぷりのお湯で中華麺とチゲンサイをゆでる
　
【4】〔3〕の丼に沸いた中華スープを注ぎ、中華麺を入れ、チンゲンサイ、炸醤肉末、ネギをトッピングして、さんしょうをふりかければ出来上がり

シェフからひとこと

炸醤肉末はチャーシューで代用できます。その際は出来上がった担々麺に甜面醤を少々入れるとコクがアップします

北村達史さんプロフィル

福山市出身。「ホテルニューオータニ佐賀 中国料理 大観苑」などで修業し、現在は「食菜中華 沙華菜」（広島市中区本通）オーナーシェフ。（「リビングふくやま」2012年1月28日号掲載）