北村シェフの食卓中華

「杏仁豆腐（シンレンドウフ）」

レモン風味の冷たく爽やかな昔ながらの杏仁豆腐

　
食物繊維たっぷりの寒天。咳止め効果があるといわれる杏仁を使った、昔ながらの漢方料理の代表デザート。
　

作り方

【1】糖水を作る。水と砂糖を火にかけ沸かした後、冷まして〔A〕を入れ、冷蔵庫へ
　
【2】寒天は水にひと晩浸し、中火にかけ沸騰したら弱火にして8分煮た後、砂糖（30g）を加え、さらに2分間煮詰めて火を止める
　
【3】杏仁霜と牛乳を合わせる
　
【4】〔2〕〔3〕を少量ずつ混ぜ、こしてバットなどに流し入れ粗熱を取り、冷蔵庫で冷やし固める
　
【5】ひし形にカットして糖水を合わせ、召し上がれ。※フルーツはお好みで

シェフからひとこと

アーモンドエッセンスを使う場合は〔4〕で加えて、その際は砂糖を少し増やして

北村達史さんプロフィル

福山市出身。「ホテルニューオータニ佐賀 中国料理 大観苑」などで修業し、現在は「食菜中華 沙華菜」（広島市中区本通）オーナーシェフ。（「リビングふくやま」2012年6月23日号掲載）