北村シェフの食卓中華
「酸辣白菜(スワンラーバイツァイ)」
おせちの一品にぴったり。白菜を使う中華のお漬物
今回は白菜の季節にぴったりな中華の漬物を紹介します。さっぱり味に、ピリッとした辛味が特徴。おせちの一品としてもぴったりです。
作り方
【1】白菜を容器に入れ、塩をまぶし、重し(約1kg)で20分ほど漬ける(途中で混ぜ合わせる)
【2】〔1〕を取り出し、塩分を水で洗い流し、かた絞りする
【3】耐熱用のボウルに〔C〕を入れ、〔2〕を漬けた後、上から〔A〕を載せる
【4】フライパンに〔D〕を入れ、〔B〕を加え、焦 がさないように弱火で香り付けし、〔B〕を取り出しておく
【5】〔4〕をさらに高温で熱し、〔3〕に回しかけ、アルミホイルでフタをして、熱が冷めたらプラスチック容器などに移し、冷蔵庫へ。翌日から食べごろです
【ポイント】〔5〕で回しかける際にはジュッと音がして簿煙があがります。ヤケドに注意を
シェフからひとこと
夏はキュウリに替えて作れますよ。冷蔵庫で保存すれば10日ほど持ちます
北村達史さんプロフィル
福山市出身。「ホテルニューオータニ佐賀 中国料理 大観苑」などで修業し、現在は「食菜中華 沙華菜」(広島市中区本通)オーナーシェフ。
(「リビングふくやま」2012年11月24日号掲載)