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※次回発行は12月27日号(ネット新聞は26日アップ)です 土屋先生の噛めるはな歯(し) vol.82
Q:前回(3月24日号)に続き、歯科インプラントのトラブルについて説明していただきます。
A:日本ではインプラント治療に関する十分な教育カリキュラムは確立しておらず、各大学に一任されているのが現状です。歯科医師がインプラント治療に関して学ぶのはおおむね、歯科医師免許取得後となり、歯科医師間で、知識・技術に偏りが生じています。知識が浅く、技術が未熟な歯科医師であっても、インプラント治療を施すことが可能です。
治療は口腔(こうくう)内の問題だけではなく、全身疾患や喫煙の有無、患者さんの治療に対する姿勢などさまざまな理解が必要です。医療において100%の治療方法は存在しません。万が一のトラブルにも適切に対応できる医療機関のバックアップ体制も重要です。まずは、十分な症例数を持った歯科医院に相談することをお勧めします。
次回も、失敗しないインプラント治療の選択についてお話しします。
【この記事の問い合わせ】
土屋歯科医院 御船町1-12-6
TEL:084(931)5701
※このコラムは、私たちの大切な歯について、土屋歯科医院理事長・土屋浩昭先生に伺っています。毎月2回掲載。
(「リビングふくやま」2012年4月14日号掲載)
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