尾道市
御調 圓鍔勝三彫刻美術館の庭にエヒメアヤメが開花しています
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御調の圓鍔勝三彫刻美術館(宮迫卓督館長)の敷地内の庭で、高さ10cmほどのエヒメアヤメが早くも開花しています。
例年4月15日ころの開花とのことですが、今年は3月末に開花。
たくさんの花が来場者を楽しませています。
この場所は自生地ではありません。
2011年2月に種をまき、御調西小学校の生徒が水やりなどの管理をし、7月に植え付けたそうです。
開花までには約3年もかかる花だそうです。
以来12年、イノシシの被害にも遭いながら館長の管理と生育の見守りのおかげで、現在では9つの囲いの中に1200株ほどまでに増えています。
なかなか見られない絶滅危惧種の花が、こんな身近に育っていることに感動です。
美術館では、春季展「悠々自適」が開催中です(6月25日まで)。
館内には、エヒメアヤメの写真冊子なども置かれています。
花の後の種の写真なども見ることができます。
ちなみに「エヒメアヤメ」の命名者は、植物学者の牧野富太郎博士だそうです。
また今同館では「みつぎ写真展」の作品を募集中です(4月30日まで)。
桜は終わっていますが。御調町内の景色・行事・彫刻・花など御調町がテーマならいいそうです。
もちろんエヒメアヤメも!賞や記念品もあるようです。
圓鍔勝三彫刻美術館
尾道市御調町高尾220
☎0848-76-2888 FAX 0848-77-0071
地域特派員nao/2023年4月14日