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※次回発行は12月27日号(ネット新聞は26日アップ)です 土屋先生の噛めるはな歯(し) vol.343
Q インプラント治療が失敗することはありますか。
材料が進歩し、短いインプラントが開発されています。短いインプラントは、高齢だったり、基礎疾患があるために骨の移植が難しい人などに適応した特殊なものです。短い分、長いものに比べて持ちが悪いのですが、これから何十年もインプラントを使わなければいけない若い患者さんに、安易に短いインプラントが使われているケースがあります。経験の少ない歯科医師ほど、短いインプラントを選択する傾向があるようです。歯を支える土台がしっかりしている長いインプラントの方が、当然、噛(か)む力が強くなります。もちろん、治療を始める前に術前審査をしっかり行うことは欠かせません。
治療失敗の理由は基本的には「歯科医の技術力不足」「歯科医院の設備不足」であり、患者さん側が治療失敗のリスクを減らすためにできることは「信頼できる歯科医院を選ぶこと」に尽きます。
【この記事の問い合わせ】
土屋歯科医院 御船町1-12-6
TEL:084(931)5701
※このコラムは、私たちの大切な歯について、土屋歯科医院理事長・土屋浩昭先生に伺っています。毎月2回掲載。
(「リビングふくやま」2023年4月14日号掲載)
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