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※次回発行は12月27日号(ネット新聞は26日アップ)です 土屋先生の噛めるはな歯(し) vol.337
Q かかりつけの歯科医院で、「骨が少ないから、インプラントの治療は難しい」と言われました。インプラント治療は本当に無理ですか。
A 結論から言えば、骨が少なくても骨移植を行うことでインプラント治療は可能です。歯は歯槽骨(しそうこつ)と呼ばれる顎の骨の中に固定されています。何らかの原因で歯を失うと、その歯を支えていた歯槽骨はだんだん吸収され、骨が少ない状態に。しかし近年は技術の進歩が目覚ましく、無くなった顎の骨の部位に、自分自身の骨、あるいは人工の骨を移植することで骨の再生ができ、インプラント治療を行うことができます。
ただし、骨の移植には高い技術が要求され、骨移植のできる歯科医師は限られています。また、骨移植をした場合には、骨が固まるのを待たなくてはならないため、骨移植をしなかった場合と比較して治療期間も長くかかってしまいます。次回は、骨移植の手技の違いについてお話しします。
【この記事の問い合わせ】
土屋歯科医院 御船町1-12-6
TEL:084(931)5701
※このコラムは、私たちの大切な歯について、土屋歯科医院理事長・土屋浩昭先生に伺っています。毎月2回掲載。
(「リビングふくやま」2023年1月7日号掲載)
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