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※次回発行は12月27日号(ネット新聞は26日アップ)です 土屋先生の噛めるはな歯(し) vol.331
Q 嚥下(えんげ)障害が、低栄養につながるそうですね?
A ものを食べるために必要な噛(か)む力や飲み込む力が衰えることで、低栄養につながります。食事をするためにはこの摂食嚥下機能が必要で、高齢者の低栄養を招く要因の中で大きいのは、この機能の低下です(下表は症状の一例)。毎日の食事や生活で、チェックしてみましょう。
食べるスピードが遅くなったり、咳(せき)の力が弱くなった、よくむせる、うがいがうまくできない…といったことが日常的にあるなら、それらは食べる力が低下しているサインと言えます。
●いつまでもモグモグしている
●口の中に詰め込み過ぎる
●口からこぼす
●飲み込んだと思っても口の中に食べ物が残る
●喉がいつもゴロゴロしている、食後に声がかすれる
●食べている時や食べた後、むせることや咳が多い
●よく喉に食べ物を詰まらせる
●食事に1時間以上かかるようになった
●最近、体重が減ってきた
【この記事の問い合わせ】
土屋歯科医院 御船町1-12-6
TEL:084(931)5701
※このコラムは、私たちの大切な歯について、土屋歯科医院理事長・土屋浩昭先生に伺っています。毎月2回掲載。
(「リビングふくやま」2022年10月14日号掲載)
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