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■お知らせ 弊社発行の「リビングふくやま」は諸般の事情により今号で休刊となります。長い間ご愛読ありがとうございました。 土屋先生の噛めるはな歯(し) vol.80
Q:前回(2月25日号)に続き、即時荷重(1Dayインプラント)について。
A:前回お話ししたように、通常インプラント治療は、歯が入るまで数カ月の期間が必要になります。このインプラント治療の欠点を解消するのが、即時荷重(1Dayインプラント)。これはインプラント(人工歯根)を骨に埋め込んだその日に、インプラントに異常な力が加わらないよう、コントロールした仮の歯を装着し、すぐ噛(か)めるようにする方法です。
最終的な歯は数カ月後に、インプラントと骨がきっちり結合した時点で作製します。欧米では90年代前半ごろから、日本でも90年代後半ごろから行われ始めました。この方法ができる患者さんは限られていましたが、近年は技術の進歩に伴い、より多くの患者さんに適応可能になっています。
高度な技術と整った治療設備が必要なため、すべての歯科医院で行える治療ではありませんが、インプラント専門の歯科医院では可能です。
【この記事の問い合わせ】
土屋歯科医院 御船町1-12-6
TEL:084(931)5701
※このコラムは、私たちの大切な歯について、土屋歯科医院理事長・土屋浩昭先生に伺っています。毎月2回掲載。
(「リビングふくやま」2012年3月10日号掲載)
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