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■お知らせ 弊社発行の「リビングふくやま」は諸般の事情により今号で休刊となります。長い間ご愛読ありがとうございました。 土屋先生の噛めるはな歯(し) vol.95
Q:前回(10月13日号)に続き、合わない入れ歯の弊害について伺います。
A:入れ歯が合わず、痛みがあったり、外れやすかったりすると、食事がうまくできません。食は健康の源です。合わない入れ歯は、“食の楽しみ”を奪うばかりでなく、食が細くなることでエネルギーが不足し、体力や免疫力も低下します。
また、入れ歯による痛みや不快感から、食べたり話したりすることに苦痛を感じ、口を使わなくなると、口腔(くう)機能が低下します。
ある調査では、入れ歯が必要なのに外したまま生活すると、身体的にも精神的にも健康状態が悪化すると報告されています。また、入れ歯をつけているときは歩幅や歩行リズムが安定しますが、入れ歯を外すと踏ん張りがきかず、つまずきやすくなるともいわれます。
ご高齢で通院が困難な場合でも、往診で入れ歯の調整、新しい入れ歯の作製も可能です。かかりつけの歯科医院に相談してみてください。
【この記事の問い合わせ】
土屋歯科医院 御船町1-12-6
TEL:084(931)5701
※このコラムは、私たちの大切な歯について、土屋歯科医院理事長・土屋浩昭先生に伺っています。毎月2回掲載。
(「リビングふくやま」2012年10月27日号掲載)
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